記事の内容
・油壺について
・油壺の使い方
・油壺の手入れの仕方
この記事を読むメリット
・自分に合った油壺を選ぶことができる
・油壺を自分で使えるようになる
・油壺の手入れを自分ですることができる
・油絵制作が便利・快適になる
この記事を読まないデメリット
・自分に合わない油壺を選んでしまう
・手入れの仕方がわからないせいで、油壺がダメになってしまう
・不便な環境で油絵を描くことになってしまう
油壺とは何?使い方から洗い方・手入れの方法まで解説します。
こんにちは。松河潤です。
油絵の道具ってたくさんありますよね。
あまりにも多すぎて、初心者のうちは何を選んだらよいかわからない、
なんてことも多いかと思います。
油絵の道具についての記事はこちら
「油壺」も油絵の道具ですが、
正直どんなものなのかあんまりわかってない…
ということも多い道具だと思います。
そこで今回は、
「油壺」について使い方から手入れの方法まで解説していきたいと思います!
油壺とは?
まず、「油壺」とは一体何なのか?ということですが、
油壺とは、
油絵制作の際に使う画溶液(オイル)を入れておくための小さな壺です。
金属製のものが伝統的には多いようですが、
中にはプラスチック製のものもあります。
油壺は一つ口のものだけでなく、
二つ口のものもあります。
油壺の使い方
油壺の中に、揮発性油や乾性油、ペインティングオイルなどを入れて使います。
中に入れる油は制作のその時その時に必要なオイルを入れることが多いですが、
二つ口の油壺なら二つのオイルを同時に入れて使うことができます。
油壺は底にクリップがついているので、パレットにつけて使うのが一般的です。
使い方としては、筆にオイルを少しつけて、オイルで絵の具を溶かすような感じでしょうか。
ちなみに私も最初パレットにクリップをはさんで使っていたのですが、
パレットを持つと油壺のなかのオイルがこぼれて大変なことになりました…。
この記事を読んでいる皆さんはそんなことがないようにしてくださいね笑
もちろん、オイルの量を少なくすればこぼれることは少ないので
オイルを少量入れるようにすれば大丈夫です。
目安としえては油壺の容量の半分以下ぐらいの量を入れれば良いかと思います。
油壺は蓋がついているものがほとんどなので、
短期間(1~3日ほど)オイルを保管したい場合には
蓋をしっかり閉めて油壺の周りのオイルを揮発性油で湿らせた布などで拭けば
オイルの保管ができます。
油壺の手入れの仕方
油壺はオイルの保管ができるとは言え、
長期間オイルを保管していたり、
絵の具でオイルが濁ってもそのままにしていたりすると
オイルが濁って使えなくなりますし、
油壺も劣化してしまいます。
基本的には入れたオイルはその日のうちに使い切るか、
余ったら破棄するようにしましょう。
オイルを破棄するときは、間違っても流しなどで流さず
筆洗液(ブラシクリーナー)などをしみこませた
新聞紙や布でオイルをふき取るようにしましょう。
繰り返しますが、
間違っても流しなどに捨てないようにしてください。
これを繰り返せば、油壺も長持ちします。
まとめ
・油壺はオイルを入れる壺で、パレットにつけて使う
・中に入れるオイルは制作の過程に合わせて変える
・なるべくその日のうちにオイルを紙や布でふき取る
油壺は最初こそなじみがないので使い方がわからないことが多いですが、
上手く使えると油絵制作がとても楽になります。
正しい使い方を覚えて賢く油絵を制作しましょう!
「もっと油絵について知りたい!」
「油絵が上手くなりたい!」
「基礎から油絵を学びたい!」
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