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カミーユ・ピサロについて!代表作の絵画は?

記事の内容

・カミーユ・ピサロについて

この記事を読むメリット

・カミーユ・ピサロについて知ることができる

・ピサロについての知識を話すと「すごい!」と言われる

この記事を読まないデメリット

・美術館でピサロを見てもよくわからない

カミーユ・ピサロについて!代表作の絵画は?

「テアトル・フランセ広場とオペラ大通り、陽光、冬の朝」(1898)

こんにちは。松河潤です。

「ピサロ」ってご存じですか?

何となく名前は知ってる

見たことある気がする

そんな人が多いのではないかと思います。

ピサロは私が好きな画家の1人なのですが、

ピサロについて知らないという人が多いのも事実です。

そこで今回は、

カミーユ・ピサロについて、来歴から代表作まで紹介してみたいと思います!

カミーユ・ピサロとは?

Pissarro-portrait-c1900.jpg

カミーユ・ピサロ(1830.7.10~1903.11.13)ハフランスの印象派の画家です。

25歳の頃、画家を志してパリにでたピサロは画塾でモネセザンヌに出会いました。

ピサロは、モネやルノワールと戸外制作をするうちに作風が明るくなり、

主に田園風景を描くようになりました。

モネ達と一緒に第一回印象派展を開催するなどの活動も精力的に行っていたようです。

スーラの点描技法に感銘を受け、新印象主義を探求するなどもしています。

作風は当時の他の画家であるモネやルノワールと比べると素朴で穏やかな印象を受けます。

ピサロの絵画作品

ピサロは1000点以上の油絵を残しており、

特に風景画を多く描いている印象があります。

「ルーヴシエンヌのヴェルサイユに向かう道」(1869)は、

微妙な色合いで空気感までも伝わってくるような作品です。

「マチュランの庭、ポントワーズ」(1876)は

明るい陽射しに照らされる植物の鮮やかな色合いや

穏やかながらも明るい色調の画面が特徴です。

細かく描かれた細部の描き込みも見事です。

実はピサロは人物画も残しています。

当時は「ジャン=フランソワ・ミレーの模倣」と言われ、不評だったのですが、

ピサロの都市シリーズの始まりとなる重要な時代です。

「カフェ・オ・レを飲む若い農婦」(1881)もその時代の作品の一つです。

「チャリング・クロス橋」はスーラに影響を受けた時代の作品です。

スーラのような点描的な表現を用いるようになり、陰影も明るい色調で整えています。

「ル・アーヴル広場、パリ」(1893) や、

「夜のモンマルトル大通り」(1897)の作品が描かれた時期は

ピサロが印象主義の作風に回帰した時期です。

このころのピサロは持病である目の病気が悪化し、

医者から埃っぽい街は避けるように言われていたことから、

パリのホテルにこもって制作をするようになります。

そのため、都市の風景が多いのが特徴です。

まとめ

「ルーアンのボワエルデュー橋、日没、霧」(1896)

・カミーユ・ピサロはフランスの印象派の画家

・モネやルノワールなどとの交流もあった

・スーラに影響を受けて新印象主義を追求した

ピサロは同年代のモネやルノワール、スーラに比べると派手さがない作風ですが、

対象をそのまま描こうとした姿勢が絵からは見て取れます。

1000点以上の油絵を残したことも、ピサロのそのような姿勢の表れだったとも思えます。

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