記事の内容
・写実絵画について
・写実絵画で有名な画家について
この記事を読むメリット
・写実絵画について知ることができる
・写実絵画の企画展をより楽しむことができる
この記事を読まないデメリット
・写実絵画についてわからないまま
・写実絵画の企画展に行っても何となく知ったような気になって終わってしまう
リアルすぎる!写真みたいな写実絵画について解説!
こんにちは。松河潤です。
最近、ブームになっているのか、
「写実絵画」について聞くことが多くなってきました。
美術館では、
「写実絵画」の企画展もやっているようです。
しかし、
「なんかすごそうだけど、実際のところはどんなものなの?」
という声も多いです。
そこで今回は、
「写実絵画」について解説していきたいと思います!
写実絵画とは
写実絵画とは、
見たままをそのまま忠実に描くことを基本にした絵画作品
のことです。
簡単に言えば、
写真のような超リアルな絵画
ということです。
「今の時代、スマホとかで気軽に写真が撮れるのに、超リアル絵画なんて意味あるの?」
という声も聞こえてきそうですが、
ただシャッターを押すだけの写真と、
人間が一筆一筆を重ねる絵画ではその意味もまた違ってきます。
写真には込められない作者の思いや感情を込めることができる点では、
やはり写実絵画の意味はあるのではないかと思います。
また、抽象画などの解釈が必要な絵画とは違い、
写実絵画は素人目に見ても感動してしまいます。
人の技術で、写真に劣らない画面が表現できるのですから、
誰が見ても素晴らしいと思うのは当然でしょう。
ちなみに、語感が似ているので勘違いしてしまいますが、
「写実主義」とは微妙に違います。
「写実主義」について知りたい方はこちらをどうぞ
写実絵画の有名画家
野田弘志
野田弘志(1936.6.11~)さんは、10年単位で個人様式が大きく変わる画家です。
しかし、どの作品にも見られるのは、
写真に撮って細密に描写するという一貫した画風です。
低彩度の色を使う頃が多く、落ち着いた画風が特徴です。
山本大貴
山本大貴さん(1982.5.2~)は、
日本の画家です。
画風はスーパーリアリズムであり、
「写実新世代の旗手」とも呼ばれている有名な方です。
2018年に日本橋三越本店で開いた個展で展示された新作13作品は
希望者多数のため、抽選販売になってしまったそうです。
写実絵画が見れる美術館
ホキ美術館
ホキ美術館では、
「超写実絵画の襲来」という展覧会を
2020年3月18日~2020年5月11日まで開催しています。
詳しくはこちらをどうぞ
※なお、現在コロナの関係で5月6日まで休館しているようです。
まとめ
・写実絵画とは、写真のように超リアルな絵画
・ホキ美術館では写実絵画の展覧会を開催中(現在は休館中)
近年ますます人気を増す写実絵画。
今後も多くの展覧会が企画されることでしょう。
その際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!
「自分油絵を描いてみたい!」
というあなたはこちらもどうぞ