記事の内容
・エドガー・ドガについて
この記事を読むメリット
・ドガについて詳しくなる
・ドガの作品をもっと楽しめる
この記事を読まないデメリット
・ドガについて説明できない
バレリーナ(踊り子)を描く有名画家!エドガー・ドガについて解説します!
こんにちは。松河潤です。
バレリーナの油絵で有名なエドガー・ドガ。
ドガ本人もバレエ好きなのでバレエに関するドガの作品はかなり残されています。
しかし、作品は見たことあるけど彼についてはあんまり知らない、という人も多いです。
しかし、作品からもわかる通りドガの画家としての腕前は確かなもの。
今回は、そんなドガについてまとめてみました!
エドガー・ドガとは?
エドガー・ドガ(1834.7.19~1917.9.27)はフランスの印象派の画家であり彫刻家です。
新興ブルジョワのパリの銀行家の息子として生まれました。
画家ルイ・ラモートに師事したり、イタリアで古典美術の研究をするなどして絵画を学び、
当時の印象派展に何度も出展していました。
当時はモネなどの印象派の画家が台頭していたのですが、
ドガの作風はルネサンスの巨匠のような、古典的な描き方が中心です。
しかし、当時西欧にも普及した浮世絵などの日本文化の影響も強く受けています。
ドガは都会の人々、
特に都会生活の闇をテーマに描くことが多いのが特徴です。
ドガとバレエ
ドガの作品ではバレリーナやバレエのレッスンの風景を扱ったものが多いです。
当時、バレエのレッスンをしているような舞台裏には観客は入れないのが通常ですが
ドガは裕福な家庭で育ったため、
バレエ好きが高じてオペラ座の定期会員になっていました。
定期会員はオペラ座の稽古場や舞台裏への立ち入りが許されていたので、
ドガの作品はその時の風景を描いています。
ドガの代表作
バレエやバレリーナの絵で有名なドガの代表作と言えば、
「 踊りの花形」(1878頃)です。
暗い色使いの背景に白く華やかなバレリーナが見事に際立っています。
「舞台のバレエ稽古」(1874)も当時のバレエの舞台裏を描いた貴重な作品です。
また、ドガは彫刻家でもあったため、
バレリーナをモデルにした彫刻も手掛けています。
「14歳の小さな踊り子」(1881)は14歳の等身大のモデルの造形を良くとらえています。
まとめ
・エドガー・ドガはバレエやバレリーナの絵画で有名
・ドガは都会生活の闇を描いた作品も多く手掛けている
バレリーナの絵画で有名なドガですが、
その他にも見事な観察によって描かれた作品も数多く残しています。
美術館に行った際にはそのようなドガの作品も探してみるのも面白いかもしれません。
ドガ以外の有名画家を知りたい場合はこちら
「油絵が描きたい!」
「油絵が上手くなりたい!」
「油絵を基礎から学びたい!」
というなたはこちらもどうぞ
2 レスポンス
[…] バレリーナを描く有名画家!エドガー・ドガについて解説! ナポレオンの絵画について解説!作者は?他の作品は? 絵画「湖畔」を描いた黒田清輝を徹底解説! モネの絵画「睡蓮」について紹介! […]
[…] バレリーナを描く有名画家!エドガー・ドガについて解説! ナポレオンの絵画について解説!作者は?他の作品は? ミュシャ油絵紹介!意外な名作も…? […]