記事の内容

・油絵を描くのにデッサンは必要か検証

この記事を読むメリット

・自分がデッサンをすべきかそうでないかがわかる

・うまい油絵を描くためにはどうすれば良いのかわかる

この記事を読まないデメリット

・自分の油絵がなぜうまくならないかがわからない

油絵を描くのにデッサンは必要か？

こんにちは。松河潤です。

絵画教室などの油絵を学ぶところで必ずと言っていいほど出てくる

「デッサン」という言葉。

鉛筆デッサン、木炭デッサンなどいろんな種類がありますが、

どれも白黒の画面の退屈なものだという印象の方が多いです。

モノクロでぱっとしないし、

テンションも上がらないし、

デッサンはできることならしたくない…

そう思ってデッサンをやらずに

油絵の練習だけをする人が多いのも事実です。

油絵にデッサンは必要なのでしょうか？

今回は、そのことを徹底検証します！

油絵にデッサンは必要！

結論から言うと、

私は必要だと思っています。

デッサンを学んだ人とそうでない人は明らかに作品の完成度が違います。

実際、絵画教室に通う人は、油絵が上手くなりたくて通う方が多いのですが、

「明暗の付け方や立体感の出し方がわからない…」

「下絵が上手くいかない…」

と悩む方は多いです。

これらの問題は、すべてデッサン力があれば解決します。

というか、デッサン力があれば基本的にはなんでも描けてしまうのです。

デッサンで学べること

デッサンをすることによって

・モチーフの形を正しくとらえる力

・陰影を見極める力

・モチーフの質感を表す力

などが一気に学べます。

最初から油絵を描いているとこれらの能力を一気に学ぶのは難しいです。

それに対し、モノクロのデッサンだと、これらの力を一気に身に着けることができるのです。

リアルな絵以外はデッサンは必要ない？

「自分はリアルな絵じゃなく、ピカソのような独創的な絵を描きたいんだ！」

と思っている場合、デッサンは不要だと考えてしまう人も多いようです。

しかし、これは実は間違いなのです。

ピカソのような絵を描きたかったら、デッサンを何よりも勉強すべきなのです。

ピカソと言えば、

こんな絵を想像するかもしれませんが、

実はピカソは若いころにはデッサン力の高い、精密な絵を描いているのです。

ピカソの表現は、デッサンという基礎ができているからこそのものなのです。

有名画家のデッサン

ピカソのように、確かなデッサン力がある画家はたくさんいます。

サルバドール・ダリ

ダリは時計をやわらかく描くなど、デッサンとはかけ離れた作風のように見えますが、

実は若いころにはリアルな絵画も残しています。

この絵はダリが美術学校にいたときの作品です。

上の絵を描いた人とは思えないほどリアルですよね。

エドゥアルド・ムンク

「叫び」で有名な画家ムンク。

「叫び」のような絵を見ていると、

ムンクも独創性が溢れてデッサンなど関係ないかのように思えますが…

実はムンクも、このようなリアルな絵画を残しています。

ムンクもピカソ同様、基礎を抑えたうえでの独創的な表現なのです。

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まとめ

・油絵にデッサン力は必要！

・デッサン力があれば大体のものは描ける

・ピカソなどの画家も、若いころにはリアルな絵を描いていた！

デッサンは、辛くて苦しいもの、というイメージは確かにあるかもしれません。

しかしやり方によっては、楽しみながら上達することも可能です。

デッサン力を身に着けて、自由に油絵が描けるようになりましょう！

「デッサン力を身に着けたい！」

「楽しみながらデッサンを学びたい！」

という方はこちらをどうぞ